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​フィーア

「どこまで行っても私は私。

    不死になる事もアンタの想い人に成る事も、ない」

『境域界常世化計画』被験体4番。
「幸運にも」実験の最初の成功者になってしまった結果、不老不死の化物になりかけ、死んだ少女。
実験は成功していた為、不死を拒むには完全体になる前にとどめを刺してもらう他ない、と自分のクローンであるアガタに全てを託し散っていったのだった。

 

言いたい事は容赦なく言い、やりたいと思えば迷わずすぐ行動…と、かなり気が強くしっかりした性格をしているが、それ故に他者から苦手に思われがち。しかしまあ彼女はいちいちそんな事を気にする性格ではない。ついて来れる奴だけついて来い。

面倒見はよく、それなりに思いやる気持ちもあるいい奴。ただ少々言葉は強い。

元々は身体が弱かった為、健康な身体、自由な身体を求め実験に参加していた。


理想編では、そうして不死を拒み死んだ筈であるのに何故か理想郷と呼ばれる死後の世界?で意識が覚醒、早よ死なせろやと「理想郷」をぶち壊すべく動き始める。

包帯の下に異形の手を隠しており、鋭利な爪を用いての物理攻撃や、頑丈な腕を活かしてかなり攻撃的な魔法を扱い戦う。


警察編にてアガタの前に立ちはだかる最後の敵であり、理想編の主人公。 

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警察編での活躍

ストーリー終盤から登場。登場時には既に化物になる寸前となっているが、持ち前の

強い精神力で自我を保ち続け、「死の国」があるとされていた故郷の外に足を踏み入れる。

その先で、故郷では霧に隠され見えなかった、澄んだ蒼空の下平和に暮らす人々を見て、

『私達の故郷は外の世界を「死の国」とする事で国民をあの箱庭に閉じ込めていた。私達皆「不死」の為の実験台だったのか』という考えに至る。急ぎ故郷の地に戻った彼女は

不死の力を以て研究施設、都市部を徹底的に破壊。やるべき事を終え、気が抜けてしまい自我を失いかけた彼女と、秘密警察として駆け付けたアガタが対峙する事となる。

  『魔導とは創造の力。
       天が人に与えた唯一無二の叡智である

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