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ジン
「散々思い知らされたんだ。
泣いているだけじゃ、誰を守ることも出来ない」
『境域界常世化計画』被験体3番…であった青年。
研究施設所長の野望を止める異分子と成る為、11番の協力の元に全ての研究員、一部の幼馴染達の記憶や記録から抹消される事を選んだ。
幼少期は病気がちだったが、施設内で満足な治療が受けられた事によりほぼ完治。
仲間たちの中では珍しく、実験の被害に遭う事無く健康な身体を手に入れる事が出来ている。
その生涯の殆どを研究施設の中で過ごしていた為に、本人は大人と同じように振る舞おうと努力しているが、まだまだ世間知らずな面が目立ちがち。無口で背が高く、本人もクールに見せようと頑張っている事から少し分かりにくいが、実際はとても純粋で仲間想いの、みんなの役に立とうと一所懸命な少年。
幼馴染達の中では最年長と比べると10歳以上年齢に差がある。その律儀で素直な性格もあってか皆にかわいがられている最年少。
泣き虫。本人はこれを恥ずかしく思っているため、どうにか涙を隠すことが多い。
理想編では11番の手を借りて死後の世界、即ち魂の世界である理想郷に潜入。
実体を捨て、魂一つだけの片道切符で死地に特攻していたジンだったが、理想郷にて出会ったかつての幼馴染の協力を得られた事により事件解決後は無事元の身体に戻る事が出来た。
大剣使い。話によると記録抹消後、研究施設から逃げ出した後に研究施設の第七支部に隔離されていた■■(一番)から剣を教わった模様。現在彼が持ち歩いている大剣も■■に譲り受けた物らしい。
理想編後日談の主人公。対立寸前であった幼馴染達とかなり特殊な立場の存在であった11番目の少女の仲介役を務めた。

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